■カットオフ周波数: 31MHz■耐電力: 5KW連続 ※VSWR=1.0時■インピーダンス: 50Ω■挿入損失: 0.5dB以下■ノーマルモード減衰量: -85dB以上(42MHz以上)■コネクタ: N型(標準)またはM型/HNタイプはオプション(いずれもテフロン絶縁)■税込価格: \52,290 ※接続するアンテナのVSWR値が高い場合、フィルターの耐電力が低下します

■送信機から輻射されてインターフェアーに影響を及ぼすノイズは、大きく分けて2つあります。それらはノーマル(ディファレンシャル)モードとコモンモードと呼ばれるノイズです。ローパスフィルターは、同軸ケーブルの芯線側に誘起したノーマルモードのスプリアス成分をアースにバイパスするための回路です。ノーマルモードノイズによる代表的な障害としては、運用する周波数の逓倍にあたるTV等の特定CHに電波障害が起きます。その状況は、わずかな縞模様から画面が消えてしまうといった重度のものまで多種多様です。しかしこれらの障害は、減衰量に優れたローパスフィルターを装着することで確実に軽減させることができます。ノーマルモードノイズ対策は電波障害対策において必要不可欠であり、まず最初に行うべき対策であると言えます。
■RF Inquiryは、減衰量110dBを超える3KWタイプのLP3Kを販売して大好評を頂いておりますが、電波法の改正に伴う法定出力のアップに対応すべく発売したモデルがLP10000Hです。
■LP10000Hは、市販されているローパスフィルターの中でも最高の耐電力を誇り、性能/耐電力/価格パフォーマンスに大変優れています。